君がいた部屋~二階階段前倉庫~


ここで手紙は終わりだった。


竜…


あたしは後悔した。


気持ちを伝えられなかった事


分かってた。


でも逃げてた。


好きって感情から。


竜、あたしダメだよ?


成長なんてしてない。


あたしは、そんなに強くない。


涙は滝の如く流れる。


竜…


竜…


< 226 / 231 >

この作品をシェア

pagetop