君がいた部屋~二階階段前倉庫~


あたしはため息をついてゴミを捨てた。


この程度の嫌がらせなら何度も経験している。


あたしは特に焦らずに行動した。


その時、舌打ちが聞こえた。


あたしはその方を見た。


桜達だ。


桜達は大して驚きもしないあたしを面白くなさそうに見ていた。


否、睨んでいた。


あたしは無視した。


< 75 / 231 >

この作品をシェア

pagetop