君がいた部屋~二階階段前倉庫~
あたしは家に帰って宿題をした。
英語の宿題だけど全然分からない。
あたしは自分の部屋を出て電話をかけに行こうとドアノブに手をかけたがすぐに話した。
もう竜に電話はかけられない。
英語が苦手なあたしは、いつも竜に教えてもらってた。
竜は先生よりも教えるのが上手かった。
竜は将来先生になりたいって言っていた。
あたしも先生になりたいって思った。
得意な理科系科目でならなれるって思った。
あたし達は夢も一緒だった。
いつまでも一緒だと思ってた。
あれからもう1年経つか経たないか。
…
あれ?