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第一章
―目覚め―



「…ん?」

額に、“ポトリ”と落ちてくる水滴で目覚める。

「いつっ!」

目覚めると同時に右足に猛烈な痛みを感じるのだが、

辺りは真っ黒で、

身動きが出来ない程狭くて、

ひどい二日酔いで、

これが現実なのかユメなのか判断出来なかった。

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