美女と夜獣
「おーいめいっ!!」
そういって振り向いた。
後ろにいたのは先ほどこの地域で行われた大会で優勝した、
「祐介~~」
そう、白石祐介だった。
髪は茶髪で短く切りそろえられている。
校則違反のはずなのに、ピアスを10個くらいつけて。
笑った時にえくぼが少しできる。
「うぉっ!何だよめい!!嬉しくないのか?コレ」
「だって祐介って~・・・」
「祐介っ!!」
2人に、もう1人騒がしい男子が加わる。