白い天使
ジワジワと胸が熱くなる。これで本当にさよならだ
『父さん、母さん、里美…。さようなら』
車内の明かりを消すと僕は車を走らせた。
誰も居ない我が家へ向けて…。
これで本当に僕は1人ぼっちになってしまったな…。
何故だろう?思い切り泣けない。悲しいはずなのに。
僕は長谷川俊樹ではなく白い天使に成りきってしまったのか?ならそれもいいだろう。下手に罪の意識に囚われなくてすむ。
このままずっと白い天使のままでいい。
『父さん、母さん、里美…。さようなら』
車内の明かりを消すと僕は車を走らせた。
誰も居ない我が家へ向けて…。
これで本当に僕は1人ぼっちになってしまったな…。
何故だろう?思い切り泣けない。悲しいはずなのに。
僕は長谷川俊樹ではなく白い天使に成りきってしまったのか?ならそれもいいだろう。下手に罪の意識に囚われなくてすむ。
このままずっと白い天使のままでいい。