白い天使
家へ帰るとやっぱり彼女は居なかった。そのかわり簡単な食事の用意とメモが置いてあった
(お帰りなさい。勝手に上がり込んでごめんなさい。どうか私を信じて。 愛子 090・8×××・2××× )
信じてもいいのか分からなくなっていた。
朝あんなキスをされたからかもしれない。久しぶりの手料理は旨かった。

お礼の電話は入れておかなきゃな…。僕は携帯をバッグから取り出して発信した。

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