白い天使
僕は少し迷っていた。
暫く休むべきなのか…?それとも奴らに救いの手を差し伸べるべきなのか…?
警察の疑いが晴れた今大人しくするべきなのか?
また疑いがかかろうとも白い天使として活動するべきなのか?

僕は今までになく迷っていた。

『俊樹さん、食べながら一緒にに悩みましょ』

愛子が呼びに来た。

彼女には僕が何を悩み何を考えているか分かるようだ…。

階段を降りると温かい食事の匂いがしていた。
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