白い天使
白い天使については話していたものの、報酬についてはまだ告げていなかった。愛子を信用した時点で話すつもりだった
『隠されたら庇いようがないじゃない、これからは話して』
僕は頷いた。

愛子の言う通りだ。僕は彼女に隠す理由はないはずだ。

今後は全ての真実を話すと約束をした。
愛子は安心したように微笑みまた食事を開始した。

僕も止まっていた箸を再び動かした。
『ありがとう、感謝してるよ』僕は言った。
< 159 / 189 >

この作品をシェア

pagetop