かすみ草の夢
私が気まずい思いをしていると、みのりちゃんが明るく言った。
「カンジさんにやーっと彼女ができたのかと思って、喜んであげようと思ったのに、ざーんねん!
でも真奈美さん、まだ彼氏いないならカンジさんも候補に入れてあげてくれません?
カンジさん、夏からずーっと『彼女が欲しい、彼女が欲しい』って言い続けてるんですよ!」
みのりちゃんの話は意外だった。
「え、でも、カンジ先輩、もてるのよ。
サークルの中にも、カンジ先輩を慕ってる女子は多いし。
ただ、学内ではカンジ先輩の浮いた話聞かないから、私はてっきり学外に意中の人がいるのかなと思ってたんだけど」
みのりちゃんは、首を振りながら言った。
「ぜーんぜん、意中の人なんていないですよー。
合コンしようとか紹介してとか、そんなことばっかり言ってるんだから」
「カンジさんにやーっと彼女ができたのかと思って、喜んであげようと思ったのに、ざーんねん!
でも真奈美さん、まだ彼氏いないならカンジさんも候補に入れてあげてくれません?
カンジさん、夏からずーっと『彼女が欲しい、彼女が欲しい』って言い続けてるんですよ!」
みのりちゃんの話は意外だった。
「え、でも、カンジ先輩、もてるのよ。
サークルの中にも、カンジ先輩を慕ってる女子は多いし。
ただ、学内ではカンジ先輩の浮いた話聞かないから、私はてっきり学外に意中の人がいるのかなと思ってたんだけど」
みのりちゃんは、首を振りながら言った。
「ぜーんぜん、意中の人なんていないですよー。
合コンしようとか紹介してとか、そんなことばっかり言ってるんだから」