あなたは見られている −聖なる夜に−







するとふいに、サンタクロースは自分の帽子を脱ぎはじめた。


・・・・・!?


「冬美、違う・・俺はサンタクロースなんかじゃない。」


は・・!?


「俺は・・・・」











「数年前に行方不明なった、君の父親だ・・。」



そう言って、彼は優しく微笑んだ・・・。
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