あなたは見られている −聖なる夜に−
−−−−−−−−・・・


「えっそれマヂな話!?」

砂夜は目を真ん丸くして大きくそう叫んだ。

え・・・

ああ・・そうか、簡単に信じてもらえるはず・・ないよね・・。

それに・・この話は−−


砂夜といえど、あんまり人に話さないほうが・・いいかも。


「あ・・えっと、冗談だよ〜!嘘だよ〜も〜砂夜ちゃん真に受けないでよ−−。」

あははと笑いとばす。

砂夜は一瞬ポカンとしたが、すぐに「そーだよね〜」と笑った。


< 9 / 27 >

この作品をシェア

pagetop