それは、始まりの予感
1、学校
「未来ー。結局予備校どうすんのー?」
昼休みに私のクラスまできた
隣のクラスのあやちん。
私の名前は
畑中未来(はたなかみく)
南椿中学校3年。
やっと午前中の授業が終わり
同じクラスの親友の茜と話してた。
あやちんに言われた予備校は
もうすぐ受験を控えていたため
同じ高校を希望するあやちんと同じ
予備校に通うことにしたんだ。
…はいいんだけど
これがなかなか憂鬱で、
今まで予備校とか行った事ないから
全部あやちんまかせ…
「ちょっとー。未来しっかりしてよね!?
同じ高校入れなくてもあたし知らないよ?」
「えーっ。それわやだー」
「じゃーしっかりあたしと予備校決めてよ?」
「りょーかい★うちに任せといて。
こう見えて以外といけちゃうタイプだからっ」