*片思い*
1人で住所を辿り
家を探しだした。
「あった…」
やっぱり1人でこなけりゃよかった。
來未ちゃんに付いてきて貰えばよかった。
少し古い感じの市営住宅だった。
なんだか、薄気味悪いエレベーターに乗って
7階で降りた。
701号室
「奥…」
表札にまた、ドキドキさせられた。
ゆっくりチャイムを押す
微かに部屋の中で人の歩く音がした。
ガチャ「「。
静かにドアが開いた。
ドアの隙間から、あの奥君が顔を覗かせた
「ぁ……」
あたしは思わず口に出た。
「―――」
奥君は、表情を変えずにいた
「家ここだったんだ///」
精一杯考えた言葉がこれだ‥
声に出さずに奥君は軽く頷いただけだった。
「ゲームの‥」
あたしが言いかけたところで、奥君は部屋の奥へ入って行った。
いつも、学校で見る
奥君とは違って映った
ドアの隙間から見えた部屋も、かなり暗かった。
家を探しだした。
「あった…」
やっぱり1人でこなけりゃよかった。
來未ちゃんに付いてきて貰えばよかった。
少し古い感じの市営住宅だった。
なんだか、薄気味悪いエレベーターに乗って
7階で降りた。
701号室
「奥…」
表札にまた、ドキドキさせられた。
ゆっくりチャイムを押す
微かに部屋の中で人の歩く音がした。
ガチャ「「。
静かにドアが開いた。
ドアの隙間から、あの奥君が顔を覗かせた
「ぁ……」
あたしは思わず口に出た。
「―――」
奥君は、表情を変えずにいた
「家ここだったんだ///」
精一杯考えた言葉がこれだ‥
声に出さずに奥君は軽く頷いただけだった。
「ゲームの‥」
あたしが言いかけたところで、奥君は部屋の奥へ入って行った。
いつも、学校で見る
奥君とは違って映った
ドアの隙間から見えた部屋も、かなり暗かった。