*片思い*


そして

無事に卒業式が終わった。


卒業式の日は來未も2振りに制服を着て出席した。


2人で

学校の正門を踏み出した

「おい…」

聞き覚えのある声


「奥君?!」


奥君が笑顔でたっていた

「お前に渡し忘れてたのがあるから///」


握りしめた手のひらをゆっくり、ゆっくり開けた

「これ…」

第2ボタン


「受け取れ」

「え///」

「す……好きだ。」


ビックリした
だって、2年振りだよ




でも

まだ、あたしは好きだったから

このボタン

「///ありがと‥‥」

嬉しくて
嬉しくて
また、泣いてしまいそう

「俺、こっちに戻ってきて、高校行く事にしたから」

「また、一緒に行けるといいね。」
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