ラブ・ストーリー

どうしても…



いい加減で嘘つきで都合よくって本当に私のこと愛してる?ていつも不安だらけだった。
何度も泣いて、何度も傷ついて、何度も離れようと思った。

だけど、あなたが存在してる以上、どんな人に出会っても何をしても
あなたを想う気持ちが毎日頭に過ってしつこいくらいに私を苦しめる。

あなたに私じゃない、大切な彼女ができて
「俺、今幸せだよ」って言われたとき、胸が締め付けられて目頭が熱くなった。
悔しくて、辛くて、でもやっぱり愛しくて…。
嫌いになれたらどんなに楽かな。

愛されてるか不安な毎日で、「辛いけど本当に好きな人と一緒にいられる方がマンネリカップルより幸せだよ」
なんて嘘。
本当は愛されたくて、私は愛されてるって皆に自慢できるくらいあなたの愛が欲しかった。

あなたに触れられるなら都合いい女って思われてもいい。
あなたに抱かれたいと切に願う。
そこに愛はなくても…。
私があなたに対する愛は誰にも負けないから。

わがままなんて言わない、だからもう一度だけ…あの時みたいに愛のあるキスをして。

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