僕の彼女は腐女子です。
「そういえば、皐月はユリ…さんがどこにいるか知ってるの?」
僕はパンフレットを見ている皐月に訊ねた。
すると、皐月はケロッとした様子で答えた。
「ユリ姐さんなら、パンフレット見れば分かるよ」
はい?
「コレの、直参サークルスペースってあるでしょ?」
皐月が指で差し示しながら教えてくれる。
うん。あった。
「んで、"夢幻狂愛"に番号ふってあるでしょ?その番号と上のテーブルのとこを照らし合わせたとこに、ユリ姐さんいるんだよ」
「へー」
「理解したかな?」
皐月がおちゃらけてそう言ったので、僕も「理解しましたが?」とおちゃらけて返事をした。
そして、ユリさんの元へと向かうべく、僕らは歩き出した。
歩いてみると、やっぱり広くて、迷わずまっすぐ歩いている皐月や他の人たちが不思議でならなかった。
物珍しそうに周りをキョロキョロと見回してる僕とは反対に、皐月は慣れた様子で歩いていて、友達なのか何なのか分からないけど、時々人に話しかけられていた。
僕はパンフレットを見ている皐月に訊ねた。
すると、皐月はケロッとした様子で答えた。
「ユリ姐さんなら、パンフレット見れば分かるよ」
はい?
「コレの、直参サークルスペースってあるでしょ?」
皐月が指で差し示しながら教えてくれる。
うん。あった。
「んで、"夢幻狂愛"に番号ふってあるでしょ?その番号と上のテーブルのとこを照らし合わせたとこに、ユリ姐さんいるんだよ」
「へー」
「理解したかな?」
皐月がおちゃらけてそう言ったので、僕も「理解しましたが?」とおちゃらけて返事をした。
そして、ユリさんの元へと向かうべく、僕らは歩き出した。
歩いてみると、やっぱり広くて、迷わずまっすぐ歩いている皐月や他の人たちが不思議でならなかった。
物珍しそうに周りをキョロキョロと見回してる僕とは反対に、皐月は慣れた様子で歩いていて、友達なのか何なのか分からないけど、時々人に話しかけられていた。