僕の彼女は腐女子です。
「あ、あの、じゃああっちで…」
そう言って彼女たちが指で差し示した場所はステージだった。
そこはコスプレの撮影場所と指定されてる場所なのか、他のレイヤーさん(コスプレしてる人をそう言うと皐月から聞いた)が思い思いのポーズをとって写真を撮っていた。
「はい、分かりました」
僕は半ばヤケクソで、笑ってそう言った。
それに、嬉しそうにする彼女たちを無下には出来ないし。
するとユリさんに話をつけて来たのか、皐月が駆け寄ってきて、「私も一緒に行くから」と微笑んだ。
僕は少しホッと胸を撫で下ろし、ありがとうと耳元で呟いた。
「は、反則…!」
僕は気付かなかった。
皐月の顔が赤いことを。
だって、僕も自分の顔の赤さを隠すことで必死だったから。
そして僕たちは、浮かれた様子の彼女たちの後ろに着いて、ステージへ向かった。
ていうか、僕このコスプレしてるキャラの性格とか分かんない…。
しかもポーズって、どうすればいいんだろ??
ま、なんとかなるよね!
最初は皐月に無理矢理させられたコスプレだけど、ちょっと楽しいかもなんて思った。
そう言って彼女たちが指で差し示した場所はステージだった。
そこはコスプレの撮影場所と指定されてる場所なのか、他のレイヤーさん(コスプレしてる人をそう言うと皐月から聞いた)が思い思いのポーズをとって写真を撮っていた。
「はい、分かりました」
僕は半ばヤケクソで、笑ってそう言った。
それに、嬉しそうにする彼女たちを無下には出来ないし。
するとユリさんに話をつけて来たのか、皐月が駆け寄ってきて、「私も一緒に行くから」と微笑んだ。
僕は少しホッと胸を撫で下ろし、ありがとうと耳元で呟いた。
「は、反則…!」
僕は気付かなかった。
皐月の顔が赤いことを。
だって、僕も自分の顔の赤さを隠すことで必死だったから。
そして僕たちは、浮かれた様子の彼女たちの後ろに着いて、ステージへ向かった。
ていうか、僕このコスプレしてるキャラの性格とか分かんない…。
しかもポーズって、どうすればいいんだろ??
ま、なんとかなるよね!
最初は皐月に無理矢理させられたコスプレだけど、ちょっと楽しいかもなんて思った。