僕の彼女は腐女子です。
そして何枚か撮った後、実に清々しい笑顔で彼女たちは去っていった。

「さて、さっきの子たちのメアドもゲットしたし」

ゲットしてたー!
いつ赤外線してたのー!?

「撮影も落ち着いたし、ユリ姐さんのとこに戻ろうか!」

キラキラした笑顔。
楽しいんだ、と幼馴染みの直感が言っていた。

「そうだn「と思ったらユリ姐さんから『そのままイベント回ってきていいよ』メールきてた!」……うん」

あぁ、僕はなんて不運なんだろうか。

「というか、セリフくらいはまともに言わせてよー!」

「受セリフなら聞いてあげるー!」

はぁ。やっぱりこの幼馴染みには敵わないなぁ…。

「洋貴、次はなんのコスする?」

「死ねばいいのに^^」

え、腹黒くなってきた?
気のせいです^^
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