僕の彼女は腐女子です。
第三章 空色days☆

爆弾投下

『なぁ、早く起きろよ…。俺におはようのキスさせて?』

「うぁぁぁああぁあぁあ!!」

恐ろしい台詞に飛び起きる。
体は嫌な汗をかき、耳にはやたらと色気を漂わせてる声がこびりつく。

こんな朝が日常化してきた頃だった。

「──つまんない」

「はぁ?」

今日も朝から僕の家に入り浸る彼女がポツリと言葉という名の爆弾を投下したのは。

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