秘密の片思い
『愛、嫉妬する男は醜いんだ 君を取り戻す為なら何でもする』


「そんなの愛って言わない!ただの独占欲だよっ!」


『愛が彼と会わなければ誰にもばらさない』


祐一郎が笑っている声が聞こえる。


『明日、返事を聞くよ』


そう言うと一方的に電話が切れた。


(あたし・・・こんな人と付き合っていたんだ・・・)


愛の目から涙がポロポロとこぼれ落ちた。



しばらく愛は泣いていた。


(どうしたらいいの・・・・?)




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