秘密の片思い
愛が出て行って玄関のドアが閉まると無性に愛と一緒に居たくなった。


ならば一緒にタクシーに乗ればその時間は一緒にいられる。


そう思い、急いで愛に電話をかけたのだ。





マンションの下で愛は待っていた。


仕方なくだ。


(一人で帰れるって言ったのに・・・でも一緒にいたいって事・・・?)


ダメダメ・・・。


大きくかぶりを振る。



(郁斗ともう会わないんだから 送ってもらって最後にしよう・・・)




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