秘密の片思い
「あ、あたしもまだ・・・いっしょにいたい・・・」
(言っちゃった・・・・郁斗のあんな眼差しを見て拒める人がいたら見てみたいよ・・・)
「ほんと?愛」
長い指が愛の顔を良く見ようとゆっくり髪の毛を払う。
「ん・・・」
(会社では仕事の出来る可愛げのない女でも、郁斗の前では可愛い女でいたい・・・今だけ・・・)
「部屋に戻ろう?」
郁斗の指に指を絡ませたまま小さく頷いた。
(これが最後・・・最後だから神様・・・幸せな時を下さい・・・)
(言っちゃった・・・・郁斗のあんな眼差しを見て拒める人がいたら見てみたいよ・・・)
「ほんと?愛」
長い指が愛の顔を良く見ようとゆっくり髪の毛を払う。
「ん・・・」
(会社では仕事の出来る可愛げのない女でも、郁斗の前では可愛い女でいたい・・・今だけ・・・)
「部屋に戻ろう?」
郁斗の指に指を絡ませたまま小さく頷いた。
(これが最後・・・最後だから神様・・・幸せな時を下さい・・・)