秘密の片思い
インタビューは1時間半に渡って終了した。


「朝倉さん、ありがとうございました 今後の活躍を期待しています」


涼子が握手を求めると郁斗はスポーツ選手らしくさわやかな笑みを向けた。


郁斗の視線が愛に移った。


愛も何か言わなくてはと焦る。


いつもテキパキとしている愛だが今日は6年ぶりに見た郁斗に調子を狂わされていた。


「愛、仕事はこれで終わり?積もる話もあるし、2人だけで飲まないか?」





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