秘密の片思い
やっとの事で君島編集長にOKを貰ったのは定時時間を過ぎて7時をまわっていた。
愛はようやく貰えたOKに気分が良くなった。
(どうにかここでやっていけそう)
パソコンを前に安堵した時、由奈が近づいてきた。
「愛さん、・・・廊下に・・お客さんです」
いつもの由奈らしくなく歯切れの悪い物言いだ。
「えっ?」
顔を上げて由奈を見る。
「名前言ってた?」
「え・・・と・・・なんとか・・・仁美・・・って ごめんなさい 苗字は忘れて・・・」
たぶん由奈はラブホテルで会った仁美を覚えていたのだろう。
だから廊下で会って驚き、苗字を聞き逃したのかも。
「わかったわ ありがとう」
愛は由奈に笑顔を向けると出入口に向かった。
愛はようやく貰えたOKに気分が良くなった。
(どうにかここでやっていけそう)
パソコンを前に安堵した時、由奈が近づいてきた。
「愛さん、・・・廊下に・・お客さんです」
いつもの由奈らしくなく歯切れの悪い物言いだ。
「えっ?」
顔を上げて由奈を見る。
「名前言ってた?」
「え・・・と・・・なんとか・・・仁美・・・って ごめんなさい 苗字は忘れて・・・」
たぶん由奈はラブホテルで会った仁美を覚えていたのだろう。
だから廊下で会って驚き、苗字を聞き逃したのかも。
「わかったわ ありがとう」
愛は由奈に笑顔を向けると出入口に向かった。