秘密の片思い
しばらくしてベッドに戻り携帯から会社へ電話した。


自分が起きた時間は遅かったらしい。


時計を見ると8時を回っていた。


これから出ても明らかに遅刻だが、それ以前に動く気力もなかった。


由奈が出て愛は体調が悪い為に休む旨を伝えた。


『愛さん、大丈夫ですか?一人暮らしですよね?』


「大丈夫、動けるから 何かあったら電話ちょうだいね?」


『わかりました お大事にしてくださいっ』


電話を切ると愛はもう一度眠りに就いた。



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