秘密の片思い
「高校の時だってお前に惹かれていた でもサッカー留学をしようとしていたから付き合うことは出来なかったんだ 時々、向こうで愛を思い出していたよ 帰国した日に愛に会えたのはまったくの偶然だったよな?俺たちに赤い糸が見えた気がした」
愛は横になっていられず上体を起こした。
「郁斗・・・うれしい あたしも愛してる」
身を乗り出してそっと郁斗の首に抱きつく。
病室のノックの音に愛がパッと郁斗から離れた。
郁斗がその照れた表情に笑う。
「どうぞ」
郁斗の声に先ほどの医者が入ってきた。
「あぁ、起きたんですね さっき撮ったエコー写真を持ってきました」
目が覚めたら呼ぶはずなのに、医者自ら来たので郁斗は何かあったのかと思ったが思い過ごしのようだった。
そう言って渡された一枚のエコー写真を2人は見る。
「ここが心臓です わかりますか?」
と医者は丁寧に教えてくれた。
愛は横になっていられず上体を起こした。
「郁斗・・・うれしい あたしも愛してる」
身を乗り出してそっと郁斗の首に抱きつく。
病室のノックの音に愛がパッと郁斗から離れた。
郁斗がその照れた表情に笑う。
「どうぞ」
郁斗の声に先ほどの医者が入ってきた。
「あぁ、起きたんですね さっき撮ったエコー写真を持ってきました」
目が覚めたら呼ぶはずなのに、医者自ら来たので郁斗は何かあったのかと思ったが思い過ごしのようだった。
そう言って渡された一枚のエコー写真を2人は見る。
「ここが心臓です わかりますか?」
と医者は丁寧に教えてくれた。