秘密の片思い
(ブラジルの女の人といつも一緒にシャワーを浴びていたの?)


そう思うと愛は嫉妬を覚えた。


「あ、当たり前じゃないよ・・・」


「きれいだ・・・・隠す必要なんてないだろう?・・・・照れるなよ それとも彼氏と一緒にシャワーを浴びた事がないのか?」


郁斗の指が愛の顎に伸びて上を向かされてしまう。


反対の腕は腰に回される。


静かに降りてくる郁斗の唇。


啄ばむようにキスから深いキスに変わると郁斗に支えてもらわなければ愛は立っていられなくなった。


嫉妬心から愛は積極的にキスを返していた。


郁斗の手が形の良い胸に触れる。


愛は自分の足で立っていられなくなった時、郁斗の腕に抱き上げられた。





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