秘密の片思い
郁斗が愛のマンションのインターホンを鳴らしたのは夜の7時を回っていた。
「郁斗、入って」
玄関に立つ郁斗に愛が言う。
「すぐに行かないか?」
愛の実家までは車で40分ほどかかる。
「夕食作ったの まだ食べていないでしょ?」
「愛の手料理?」
途中のレストランで食べればいいと思っていた郁斗は思わぬ愛の手料理にうれしくなった。
「う・・・そんな手の込んだものは作っていないから」
忙しさに普段は外食やインスタントラーメンで済ませてしまうが、時間があれば愛だって作れる所を愛は郁斗に見せたかった。
(この間、お米も何もないって言われちゃったし・・・)
「腹へってたんだ サンキュウ」
郁斗は靴を脱いだ。
「郁斗、入って」
玄関に立つ郁斗に愛が言う。
「すぐに行かないか?」
愛の実家までは車で40分ほどかかる。
「夕食作ったの まだ食べていないでしょ?」
「愛の手料理?」
途中のレストランで食べればいいと思っていた郁斗は思わぬ愛の手料理にうれしくなった。
「う・・・そんな手の込んだものは作っていないから」
忙しさに普段は外食やインスタントラーメンで済ませてしまうが、時間があれば愛だって作れる所を愛は郁斗に見せたかった。
(この間、お米も何もないって言われちゃったし・・・)
「腹へってたんだ サンキュウ」
郁斗は靴を脱いだ。