秘密の片思い
千波の親友、郁斗の交渉代理人となる秋成と新宿のホテルのラウンジで待ち合わせをしていた。


サングラスをかけている郁斗をサッカー選手と知らなくても芸能人のような容姿に行きかう人が注目されてしまう。


先に来ていた秋成がイスから立ち上がり軽く手を上げた。


颯爽とした足取りでやってくる郁斗を見て懐かしい顔になる。


「お久しぶりです」


郁斗が挨拶をする。



「郁斗、かっこよくなったな」


(前から朝倉兄弟はイケメン兄弟で有名だったが)


< 36 / 646 >

この作品をシェア

pagetop