秘密の片思い
夜、赤ちゃんの為に買ったベビー服をタンスに入れていると郁斗が帰ってきた。


「ここにいたのか」


その言葉で郁斗が帰ってきたのを知った。


「あ、ごめんね?郁斗 気づかなかった お夕食は?」


立ち上がった愛は郁斗に聞く。


「まだ食べていないんだ ん?それは?」


タンスの中が開いていて郁斗が聞いた。


「赤ちゃんの服なの 見て?可愛いでしょ?今日、日菜と一緒に買い物に行って買っちゃった」


「こんなに小さいんだな・・・」


郁斗は真っ白なベビー服を手にしてしみじみ言ったのだった。



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