秘密の片思い

会いたい

愛は朝から疲れていた。


会社の机に向かうと眠気がやってくる。


それもそのはず、家に着いたのは明け方の6時。


シャワーを浴びて、着替えを済ませると会社に来た。


ほとんど眠っていないし、郁斗と・・・・。


体の芯はまだ熱を持ったようにうずく。


黙って出てきて郁斗はなんて思っただろう。


めんどくさくなくて良かった?


それとも目が覚めた時いなくて気にしてくれた?


もう郁斗に会いたくなっている。


身体を重ねた事は後悔していない。


あたしは郁斗じゃないとだめなんだ・・・。


物思いにふけっていると入り口のドアが開いて愛は視線を向けた。





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