秘密の片思い

婚約者?

薬を飲んだ時はしばらく治まってくれた頭痛だが6時を過ぎた今はまた頭痛が復活してしまった。


早く家に帰りたってゆっくり眠りたい。


それでもまだ仕事が終わらない愛は机に向かっていた。





「愛~ すごい記事、仕入れたんだけど」

涼子が満面の笑顔で愛の机に近づいてきた。


「すごい記事?」

キーボードを打つ手を止めて涼子を見上げた。


「朝倉 郁斗の情報 びっくりしちゃうわよ?」


(郁斗の情報・・・・?しかもなぜあたしにそんな事を言うの?)

愛は戸惑いながらもなんなのか聞いていた。


「そ、そんなにびっくりしちゃうの?」


「もちろん!」

そう言われて愛はなんなのか知りたくなった。




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