秘密の片思い

留守

帰りの車の中は愛の気持ちも整理できた為に和んだ雰囲気だった。


「明日からの合宿がんばってね?」


もうすぐ家に着くという時、愛が言った。


「ん?あぁ、一緒にいてやれなくてごめんな?明日から合宿の間、日菜と兄貴が泊まりに来てくれるから」


「日菜とお義兄様が?あたしもう大丈夫だよ?」


「そうだろうけど日菜がいた方がいない間、楽しめるだろ?兄貴は仕事に行くし。体調がよければ2人でショッピングに行けばいい」


「うん そうだね」


日菜たちにも迷惑かけちゃった・・・・。


考え込んでしまった助手席の愛にチラッと目を向けた。


「気にするなよ 日菜も喜んできてくれるんだから」




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