秘密の片思い
愛はその記事を消した。


(何も考えたくない・・・)


愛は机を離れ、コーヒーを入れに立った。


この仕事ですっかりコーヒー中毒だ。


気分を落ち着かせたかった。


(郁斗の事を考えちゃダメ)


愛は下唇を噛みしめながらカップにコーヒーを注いだ。





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