秘密の片思い
前半0-0のまま、後半に入った。
「なんか・・・みんな郁斗にばかりボールを集めている気がする・・・・」
郁斗はフィールドを走り回っていたが、相手に転ばされる場面も少なくない。
「郁斗が引っ張っているんだ」
「すごい、郁斗」
日菜はじっくり試合を見るのは初めてだった。
その時、郁斗のアシストでボールが相手ゴールにつきささった。
「「きゃーっ!一点入れた~」」
愛も日菜も抱き合って喜ぶ。
だがその喜びもすぐに消された。
あっという間に相手がゴールしたのだ。
「あ~あ・・・1-1だ」
日菜が肩を落とす。
郁斗・・・・。
愛はじっとテレビ画面を見つめていた。
「なんか・・・みんな郁斗にばかりボールを集めている気がする・・・・」
郁斗はフィールドを走り回っていたが、相手に転ばされる場面も少なくない。
「郁斗が引っ張っているんだ」
「すごい、郁斗」
日菜はじっくり試合を見るのは初めてだった。
その時、郁斗のアシストでボールが相手ゴールにつきささった。
「「きゃーっ!一点入れた~」」
愛も日菜も抱き合って喜ぶ。
だがその喜びもすぐに消された。
あっという間に相手がゴールしたのだ。
「あ~あ・・・1-1だ」
日菜が肩を落とす。
郁斗・・・・。
愛はじっとテレビ画面を見つめていた。