秘密の片思い
「祐、・・・彼は高校が一緒だったの」

愛は何か言わなければと思った。


「愛の恋人さん、彼女に用があるんだ ほっといてくれないか」

郁斗がぶっきらぼうに言う。


「でも愛は嫌がっている」

祐一郎も負けてはいない。


「ゆ、祐・・・大丈夫だから」

愛は一触即発状態の雰囲気を壊した。


「行こう 愛」

郁斗は愛を連れてその場を去った。





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