秘密の片思い
「日菜・・・心配かけてごめんね 離婚は・・・しない事になったの」


「愛ちゃんっ!本当に?本当の本当?」


日菜は向こう側に座っていたのだが、あっという間に愛の所へ来て抱きついた。


「本当だよ 心配かけちゃったね」


「良かったよ~ 愛ちゃん、良かった」


日菜の目から涙が溢れる。


「日菜 泣かないで・・・」


こんなに心配してくれる日菜に感謝だ。


とても喜んでくれる日菜は移籍の話を知らないようだ。


知っていれば聞いてくるに違いないのだから。




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