秘密の片思い
再び郁斗の唇が重なる。


口を開くとすかさず郁斗の舌が絡みつく。


「ん・・・あ・・・・っ・・」


郁斗の愛撫に翻弄されて何も考えられなくなる。




* * * * *



コトリ、と愛は枕に頭をつけると眠りに落ちていった。


眠ってしまった愛の寝顔を眺めてこめかみに優しいキスを落とす。


愛を愛しく思う気持ちは本物だ。



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