秘密の片思い
愛の狭いシングルベッドは2人の身体を密着させるのにちょうどいい。


郁斗は少しでも愛が動くと目をあけた。


(神経質になっているな・・・・)


逃げられた経験は身体に刻まれたようだ。


(ここは愛の部屋なのだから逃げるはずがない)


郁斗はぐっすり眠っている愛の身体を引き寄せると眠りに落ちていった。






明け方、もう一度2人は愛し合った。


目と目が合った瞬間、郁斗は我慢が出来なくなったのだ。


独占欲が湧く。


愛も今度は素直に郁斗を抱きしめた。




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