大好きなキミへ

1/1 まるで恋愛じゃないか!

次の日。


「おはよーさん、星」

「おはよーさん、英里」


いつも通りに挨拶をする。と、


「あ…」


相沢、桜


「お〜、イケメン君」


英里も見つけて軽く口を開く。

そこで相沢君と私の目があった。


「…おはよう。上原」

「おっ、おはよう!相沢君!」


あれっ、可笑しいな…

なんか…なんか…

ドキドキする…?


「…どうした?」

「へっ!?や、何でも…」

「…そ」


あ、あの時と同じ。

また、笑ってる…

でも前みたいに笑ったんじゃなくて、軽く私にしか見えないぐらいの微笑だった。


「あのぉ〜…いい雰囲気の所悪いんやけど…」


……………


「どぅわっ!」

「驚きすぎやて。ごめんな、相沢。この子今日、日番やねん。んじゃ」

「ま、またね!」

「…ああ」


あ、また笑った。
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