sweet love
そして着いたのは慎也の家。

一人暮らしの割りには結構洒落た所に住んでいる。

最新の防犯機能が取り付けられた新しいマンション。

見慣れてしまうと、結構普通に見えてしまうけど(笑)

ガチャ……

「上がれよ」

「うん。お邪魔しまーす」

片付けられた部屋。

慎也の香り。

なんか、落ち着くんだよね。

そしていつものソファーに腰掛けた。

「あ、俺ワイン持ってくるわ」

「あぁ、手伝うよ」

「いいって、座ってろよ」

「でも……」

私が戸惑っている間にテーブルにはもう三本のワインが並んでいた。

「飲もうぜっ、なっ!」

なんか、慎也いつもより楽しそう……

気のせいだよね

「うんっっ!」



< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop