sweet love
「ぇっ……」

無意識に、かすれた声が出た。

でも慎也はじっと画面を見つめていた。



寂しそうな目で……


その場に居れなかった。

いや、居たくなかった。

「ごめん、あたしこの後用事あるから帰るねっっ!」

本当は用事なんてない。

だけど、ここから逃げるには、これしか無いよ

「………………」

「慎也……?」

「………………」

「もう帰るからね!?」

ゆっくり立ち上がると慎也に背中を向けて玄関へと歩き出そうとした時
< 6 / 6 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

リストカットアリス
+苺+/著

総文字数/1,851

恋愛(その他)7ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop