あたしの偽り彼氏
「じゃあな。」
「うん。」
…………。
あたしこれからどーしよう。
恵はまだまだ来ないし。
どーしろっていうの!?
「もぉー!!!
恭介の馬鹿ぁぁぁ!!」
「朝から元気だね!」
えっ!!!???
パッと後ろを振り向くとそこには―…
爽やか笑顔??
ってか誰ですか??
「あの…」
「あっ!!いきなりごめん。」
「いいえ…」
「大橋駿です。」
…おお…はし…しゅん??
知らない。
誰だろう??
ってか同い年かな??
先輩っぽくも見えるけど…
「因みに、1-4なんだけど…知ってる??」
あぁぁ~タメね!!
ん~4組の人はまったくわかんない。
「ごめん、わからないや…」
「そっか…」
そっちはあたしのこと知ってるの??
「えっと…大橋君はあたしのこと知ってる??」
「うん!」