あたしの偽り彼氏



「あっ、恭介じゃん~おはよ。」

「おはよー。
駿は相変わらず早いな。」

「まあね。」


そうです。
恭介でした。

ってか!!!


「あんた、朝練は!?」

「ん~今日はなかった。」


馬鹿じゃん。


「それよりなにこの集まり??」

「たまたま会っただけ。」


「あっ!!恭介と伯東さんって付き合ってんの??」

「はっ!?」


なんでまたそれ聞くのぉ~!!!!

忘れてくれていいのに…。


「えっ…伯東さんの彼氏なの??」


そーじゃん!!
ここで出来たって言えば4日後にあそこに行かなくていいじゃん♪

さぁ!!恭介!!
あたしのことを考えてよね!!


「あぁぁ…まぁな!!」

「付き合ってんの??」

「…一応。」

「なにその微妙な返事は??」

「昨日からだからさ!!
あんまり実感がわかなくて…。」


「昨日からですか。」


うっ…北沢さんの視線が痛い!!!



あっ、北沢さんってのは学校一モテ子のことです。




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