あたしの偽り彼氏



「ふぅ~ん…そっか……付き合ったんだ。」

「……駿。
もう学校入ろぉ??」

「えっ…」

「2人で居た方が幸せだろうしねっ♪」

「そうだな。
じゃあ、また後で。」

「おう。」


あの2人は…


「付き合ってるの??」

「はっ??」

「北沢さんと大橋君!!」

「さぁ~な。」

「あっそ。」

「俺らも入るか…」

「うん。」

「じゃあ、持て。」

「はいっ!!??」

「鞄!!」


こいつ~!!!!!
学校でもやらせるの!?

どんだけ…。


「はいはい。」


自分の鞄と恭介の鞄を持って学校に入った。



「なぁ~」

「何??」

「さっきの…北沢さんに知られたんだしもうよくね??」


「えっ??」


それって…別れる???






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