あたしの偽り彼氏



「…乙女だねぇ~南美。」

「えっ!?」

「今、妄想してたでしょ…」


もっ妄想っ!?
あたしがするわけないでしょ!!!


「朝のこと思い出してただけ///」

「南美、可愛い~♪」

「なんか馬鹿にしてない!?」

「してないしてない!!それより頑張ってね!!」

「うん。」

「なんか今日は早いね!!もうすぐ放課後だよ!?」


本当だよ~///
1日ってこんなに早かった!?

まじでやばい!!!


「あっ!!先生来ちゃったー…じゃあ後でね!!」

「うん。」


この授業が終わると放課後。

すぐに中庭行かなきゃ…

はぁー…なんか早く終わってほしいよーな終わってほしくないよーな。


「おい!!伯東っ!!」

「はっはい!?」

「ボーッとするな!!」

「すみません…」


やばい~。
今、呼ばれてたの!?

全然気づかなかった…。

ってか!!今は授業なんてうけれる気力ないんだけど!!!




「じゃあ今日はこれで終わり。」

「起立…礼。」


終わったっ!!??
早い!!早すぎる!!




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