あたしの偽り彼氏





「………恭介。」




公園にある2つのブランコの片方に恭介は座っていた。


照れてる暇はないよね…。



「……南美か??」


えっ!!??


「おいっ!!」


恭介、目よすぎっ!!!


「無視か??」

「そっち行ってもいい??」

「……。」


えっ???
無視ですか??

ってか来るなってこと??


「いいけど。」

「じゃあ…失礼します。」


ちょっと震える足で1歩1歩、恭介に近づいてあたしは隣のブランコに座った。


心臓破裂しそう!!!


「話でもあんの??」

「えっ…えっと。」


なんか…恭介暗い??
下向いてるし。


「駿とは…。」


えっ???


「告られただろ。」

「うっうん…」


「よかったじゃん。」




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