あたしの偽り彼氏



「もう恭介しか居ないの!!」

「……。」

「お願い!!」


「じゃあ…昼飯1ヵ月分。」

「1週間っ!!」

「じゃあやらねぇー。」

「わっかたよぉ…1ヵ月だけあたしがおごるから…。」

「よし~ならいいよ♪」


やったぁぁぁぁぁ!!!!


「ありがとぉ!!!!」

なんだかんだ言って
恭介は役に立つ♪



「じゃあ明日から朝家の前で待ってろよ♪」



………はい???
家の前で待つ??
何故???


「なんでよ。」

「カレカノなんだろ??
普通は一緒に登校するもんだろ??」


あぁぁ…そっか。

そうだよね。


「わかった♪…って!!!」

「あ??」

「なんであたしが待つの!?
普通は彼氏が待つもんでしょっ!!」


「…はっ!?
お前は俺に命令出来る立場なのかよ??」


うぅ…(汗)

チクショー!!!!!


「じゃあ、6時半に待ってろよ。」


はいはい…6時半ね………ん???




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