The Third Time's Lucky
「白雪、お弁当ありがとう」

昼休み、北斗君がお弁当箱を返しに来た。

「帰るときでもいいのに。今日は仕事ないんでしょ?」

「だって……」

『みんなに見せ付けないと』

「ひゃっ!?」

北斗君がいきなり耳元で囁く。

「びっくりさせないでよ……」

そうだよね、「付き合っている」ことを広めないとね……

今のはやりすぎだと思うけど。

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